貯蓄目標シミュレーション
0%なら純粋な積立計算になります
「いつまでにいくら貯めたいか」が決まっているとき、 毎月いくらずつ積み立てればよいかを逆算できるシミュレータです。 上のスライダーで目標金額・期間・現在の貯蓄額を動かすと、 必要な毎月の積立額がその場で更新されます。 想定利回りを入れると、運用益を見込んだ計算に切り替わります。
期間と現在の貯蓄で毎月の負担は大きく変わる
同じ目標金額でも、いつから始めるか・今いくら持っているかで 毎月の積立額は大幅に変わります。
目標500万円・利回り0パーセントの条件で、期間だけを変えると次のようになります。
| 達成までの期間 | 毎月の積立額 |
|---|---|
| 5年 | 約83,333円 |
| 10年 | 約41,667円 |
| 15年 | 約27,778円 |
| 20年 | 約20,833円 |
期間を2倍にすると毎月の負担はほぼ半分になります。 早く始めるほど楽になる、というのは貯蓄計画の基本です。
同じ目標500万円・10年・利回り0パーセントでも、 現在の貯蓄額が変わると毎月の積立額はこのように変わります。
| 現在の貯蓄額 | 毎月の積立額 |
|---|---|
| 0円 | 約41,667円 |
| 100万円 | 約33,333円 |
| 200万円 | 約25,000円 |
| 300万円 | 約16,667円 |
すでに持っているお金が多いほど、月々の負担が軽くなるのは当然ですが、 差額の大きさを具体的に確認しておくと、計画に納得感が出ます。
利回りを見込む場合のメリットと注意点
想定利回りを入力すると、毎月の積立額は減ります。 目標500万円・10年・現在の貯蓄0円の条件で、利回りだけを変えてみます。
| 想定利回り | 毎月の積立額 | 積み立てる元本 | 運用益 |
|---|---|---|---|
| 0パーセント | 約41,667円 | 500万円 | 0円 |
| 1パーセント | 約39,635円 | 約476万円 | 約24万円 |
| 3パーセント | 約35,780円 | 約429万円 | 約71万円 |
| 5パーセント | 約32,199円 | 約386万円 | 約114万円 |
利回り5パーセントを見込むと、毎月の積立額は0パーセントのときより約9,500円少なくて済みます。 ただし、ここには注意すべき点があります。
- 利回りは確定した値ではない。 想定が外れれば目標に届かない
- 元本保証ではない。 運用で損失が出る可能性もある
- 税金・手数料が引かれる。 上のシミュレータはどちらも含んでいない
- インフレで貨幣価値は変わる。 将来の500万円は今の500万円と同じ価値ではない
利回りを高く見積もりすぎると、毎月の積立額が少なくなりすぎて、 想定が外れたときに大きく不足します。 低い想定と高い想定の両方で試算して、低いほうでも生活に支障がない積立額を選ぶと安全側に倒せます。 積立額が決まったら、その金額を運用に回した場合にどれだけ増えるかを 積立投資シミュレーションで確認できます。
計画を立てるときに確認しておきたいこと
- 生活防衛資金は別に確保する。 貯蓄目標の金額に生活費の予備まで含めると、急な出費で計画が崩れる
- 積立を中断しない前提になっている。 途中で止めると、残りの期間の負担が増える
- ボーナスや臨時収入は計算に入っていない。 毎月一定額の積み立てが前提なので、実際にはそれよりも早く達成できる可能性がある
- 定期的に見直す。 収入や支出が変わったら、上のシミュレータで積立額を再計算する
計算方法(補足)
ここから先は、上の数字がどう計算されているかの説明です。
想定利回り0パーセントの場合、必要な毎月の積立額は次の式で求められます。
毎月の積立額 = (目標金額 − 現在の貯蓄額) ÷ (期間 × 12)
想定利回りがある場合は、複利計算の逆算になります。 月利を r(年利 ÷ 12 ÷ 100)、期間を n か月としたとき、
毎月の積立額 = (目標金額 − 現在の貯蓄額 × (1+r)^n) × r ÷ ((1+r)^n − 1)
第1項の「現在の貯蓄額 × (1+r)^n」は、今ある貯蓄が複利で増えた将来の金額です。 目標金額からこれを引いた差額を、毎月の積立で埋めていく計算になっています。 この式は積立投資シミュレーションの将来価値の式を、毎月の積立額について解いたものです。
前提条件と注意点
- 毎月同じ金額を積み立てる前提です。月によって金額を変えたり、ボーナス月の増額は反映していません。
- 想定利回りを入力した場合、一定の利回りが毎月続く前提の試算です。元本保証ではなく、実際の運用成果を示すものではありません。
- 運用益にかかる税金、手数料、信託報酬などのコストは含んでいません。
- インフレによる貨幣価値の変化は反映していません。将来の金額は現在と同じ価値ではない場合があります。
よくある質問
- 利回りを0パーセントのまま使ってもいいですか?
- 問題ありません。利回り0パーセントなら純粋な積立計算になり、「毎月いくら貯めれば目標に届くか」が分かります。預貯金だけで準備する場合や、運用リスクを取らない計画にはこの設定が適しています。
- 想定利回りは何パーセントで入力すればよいですか?
- 正解はありません。利回りは確定した値ではないため、低い想定と高い想定の両方で試算しておくことをおすすめします。利回りを高く見積もると毎月の積立額は減りますが、想定が外れたときに目標に届かないリスクが大きくなります。
- 現在の貯蓄額にはどこまで含めますか?
- 目標のために取り分けられる貯蓄額を入力してください。生活防衛資金や近い将来に使う予定のあるお金は含めないほうが、計画が崩れにくくなります。全額を投入する想定にすると、急な出費で計画が頓挫するリスクがあります。
- 毎月の積立額が0円と表示されました
- 現在の貯蓄額を想定利回りで運用するだけで目標金額を超える場合に表示されます。利回りの想定が楽観的でないか確認してください。利回りを下げると、追加の積立が必要になるケースが見えてきます。
- この計算結果どおりに貯まりますか?
- 利回り0パーセントで預貯金のみなら、金利の変動を除けばほぼ計算どおりです。想定利回りを入力した場合は、あくまで一定の利回りが続くと仮定した試算であり、元本割れの可能性もあります。計画の目安として使い、定期的に見直すことが大切です。
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参考・出典
最終更新日:2026-08-30