家計収支シミュレーション
収入
固定費
変動費
毎月の手取り収入に対して、固定費と変動費がどれだけかかっているかを一覧できるシミュレータです。 上のスライダーで各費目を動かすと、月の収支・貯蓄率・年間の貯蓄額がその場で更新されます。 支出の内訳グラフで、どの費目が大きな割合を占めているかも確認できます。
固定費の比率が家計を左右しやすい
固定費は毎月同額が出ていくため、収入に対する比率が高いほど貯蓄に回せる金額が減ります。 特に家賃・住宅ローンは支出全体に占める割合が大きくなりやすい費目です。
手取り月収30万円、変動費7.5万円、ボーナス60万円の条件で、家賃だけを変えてみます。
| 家賃 | 固定費合計 | 月の収支 | 貯蓄率 | 年間貯蓄額(ボーナス込み) |
|---|---|---|---|---|
| 6万円 | 9.3万円 | 132,000円 | 44.0% | 約218.4万円 |
| 8万円 | 11.3万円 | 112,000円 | 37.3% | 約194.4万円 |
| 10万円 | 13.3万円 | 92,000円 | 30.7% | 約170.4万円 |
家賃が4万円上がると月の収支は4万円減り、年間では48万円の差になります。 固定費は一度決めると変えにくいため、住居選びの段階でこの影響を試算しておくと判断材料になります。
変動費は「何にいくら使っているか」の把握が出発点
変動費は費目が多く、個々の金額は小さくても合計すると大きくなることがあります。 内訳グラフを見て、想像より大きな割合を占めている費目があれば、そこが見直しの候補になります。
手取り月収25万円、固定費12万円(家賃7万、光熱費1.5万、通信費1万、保険料2.5万)、ボーナスなしの条件では、 変動費が8万円だと月の収支は50,000円、貯蓄率は20.0%です。 ここから食費を5万円から4万円に、交際費を1万円から0.5万円に見直すと、 月の収支は65,000円、貯蓄率は26.0%に上がります。 年間では18万円の差です。
ただし、変動費の削減は生活の質に直結するため、無理のない範囲で行うことが大切です。
ボーナスに頼りすぎると計画が崩れやすい
毎月の収支が赤字でもボーナスで補える計算になることがありますが、 ボーナスは業績や景気に左右されるため、確実ではありません。
ボーナスを0にした状態で毎月の収支が黒字になっているかどうかを確認し、 ボーナスは上乗せ分として扱うほうが、計画が安定します。
貯蓄のペースが分かったら、目標金額に届くまでの期間を 貯蓄目標シミュレーションで逆算できます。
計算方法(補足)
ここから先は、上の数字がどう計算されているかの説明です。
月の収支 = 手取り月収 − (固定費合計 + 変動費合計)
貯蓄率 = 月の収支 ÷ 手取り月収
貯蓄率は月収が0の場合は0として扱います。月の収支がマイナスなら貯蓄率もマイナスになります。
年間貯蓄額 = 月の収支 × 12 + ボーナス手取り(年額)
10年後の貯蓄額は年間貯蓄額をそのまま10倍した単純積み上げで、運用益やインフレは含んでいません。 内訳グラフの各費目の割合は、その費目の金額を支出合計で割った値です。
前提条件と注意点
- 毎月同じ金額の収入と支出がある前提です。月ごとの変動や季節的な出費(固定資産税、年払い保険料など)は反映していません。
- ボーナスは年額をそのまま年間貯蓄額に加算しています。ボーナスから支出する分は差し引いていません。
- 税金や社会保険料の計算は含んでいません。手取り月収には、給与から天引きされた後の金額を入力してください。
- 運用益やインフレによる貨幣価値の変化は反映していません。10年後の貯蓄額は単純な積み上げです。
よくある質問
- 手取り月収には何を入力すればいいですか?
- 給与明細の「差引支給額」や、銀行口座に振り込まれる金額を入力してください。額面(総支給額)ではなく、税金と社会保険料が引かれた後の金額です。副業収入がある場合は合算しても構いません。
- 固定費と変動費の違いは何ですか?
- 固定費は毎月ほぼ同額の出費で、家賃・住宅ローン・保険料・通信費などです。変動費は月によって金額が変わる出費で、食費・日用品・交際費などです。迷った場合は「自分の意思で減らしやすいかどうか」で分けると見直しに使いやすくなります。
- 貯蓄率はどれくらいが目安ですか?
- 総務省「家計調査」(2023年、二人以上の世帯)の平均貯蓄率は約30%前後ですが、世帯構成や収入、住んでいる地域によって大きく異なります。この数値は統計上の平均であり、個々の家計に当てはまるとは限りません。自分の状況に合わせて判断してください。
- 赤字になったらどうすればいいですか?
- このシミュレータでは、支出が収入を超えると月の収支がマイナスで表示されます。内訳グラフを見ながら、大きな割合を占めている費目を確認してください。固定費の見直し(住居費の比率、使っていないサブスクの解約など)は効果が持続しやすい傾向があります。
- ボーナスを0にしたらどうなりますか?
- 年間貯蓄額は毎月の収支の12か月分だけになります。ボーナスが不安定な場合は、0にしておくと堅い計画になります。実際にボーナスが出たら、その分は上乗せになります。
関連シミュレータ
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参考・出典
最終更新日:2026-08-31